NMNは若返りの薬


NMNNMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)という物質について、名前を聞いたことはありますでしょうか。長寿に関わる「サーチュイン遺伝子」を活性化させる成分として知られています。簡単に言うと、「若返りの薬」です

NMNをマウスに与えた後で、寿命が延びたという研究報告がされています。生後22ヶ月のマウスに1週間NMNを与え続けたところ、細胞が生後6ヶ月の状態に戻ったそうです。人間で言うと、60歳の老人が20歳に若返ったことになります。

また、糖尿病のマウスにNMNを与え続けたところ、血糖値が正常になったということです。マウス実験では、糖尿病の治療についても期待できることになります。さらに、NMNは糖尿病だけでなく、目や脳などの臓器の老化に伴う症状を改善させることも可能なようです。

NMNはもともと人間の体内にある物質で、若い頃は臓器を修復するために役立ちます。NMNは「ビタミンB3」から作られる物質ですが、人間が身体の機能を保つのに必要な「NAD」という物質に変換することができます。しかし、NMNが加齢によって減少することで、病気を起こすと考えられています。老化が進むことでNADという物質は減少しますが、同時にNMNを体内で作る能力もなくなっていくようです。

今後のNMNの使い方として考えられるのは、病気になったときにNMNを用いれば症状を改善させることができます。また、日常的にNMNをサプリメントなどで摂ることで、老化と同時に低下する身体機能をサポートすることもできるでしょう。